日本の電車に乗ってみたいけど、乗り方が分からない。。。
マナーとかも分からないから不安よね。
Tidak Apa Apa!
この記事を読めば簡単に電車に乗れるようになりますよ。
世界でも最高レベルの定時性を誇る日本の鉄道を使いこなして、便利な日本生活を送りましょう!
チケットの種類と買い方
日本の鉄道に乗るには「切符」と呼ばれるチケットか、「ICカード」を購入する必要があります。
切符の買い方
日常的に鉄道を使う人は定期券や便利なICカードを持ち歩いているため、日本人でも「切符の買い方がわからない!」という人が増えてきました。
ここでは新幹線や特急電車など、乗車券以外に購入する必要がない切符についてご紹介します。
値段を調べる
駅の構内にはこのような「運賃表」がありますが、残念ながら日本語表記のみ、のものが多いです(まだまだ日本は多言語対応が遅れています)。
そんな時は「Google Map」の出番です。
行きたい場所を入力すると、経路や乗るべき路線を教えてくれます。また、この画像ではICカードの値段が表示されていますが、この価格よりも少しだけ高い値段の切符を買えばOKです。
ただ、注意しなければいけないのが、乗り換えが必要になる場合です。同じ鉄道会社であれば大丈夫なのですが、例えばJR東日本と東京メトロを乗り継ぐ場合、それぞれの鉄道会社の切符を購入する必要があります。
券売機を探す
改札の側の目立つ所に「券売機」と呼ばれる機械があります。多くの券売機が英語対応(インドネシア語に対応している券売機は少ないです)しているので、「English」と書いてあるボタンを押すと英語表記になります。
先程調べた切符の値段分のお金を入れると、切符が出てきます。
切符を買うのは値段を調べたり券売機を使わなくてはいけないので大変!
ICカードの種類
切符に比べると簡単に乗ることができるのが交通系ICカードです。日本では10種類の交通系ICカードが発行されていますが、2013年から相互利用ができるようになっていますので、10種類の中、1種類を購入すれば日本全国で使えることになります。
名称 | 発行元 | エリア |
Kitaca | JR北海道 | 北海道 |
Suica | JR東日本 | 東北、関東、新潟県など |
TOICA | JR東海 | 愛知県など東海地方 |
ICOCA | JR西日本 | 関西、中国地方、四国 |
SUGOCA | JR九州 | 九州 |
PASMO | パスモ | 首都圏 |
PiTaPa | スルッとKANSAI | 関西 |
はやかけん | 福岡市交通局 | 福岡市 |
nimoca | ニモカ | 九州 |
ICカードの買い方
※2024年8月現在、SuicaやPASMOなどは世界的な半導体不足により販売を中止しています
ここでは代表的な例としてSuicaの購入方法を記載します。
多機能券売機で購入する
SuicaはJR東日本が発行している交通系ICカードなので、JR東日本の駅に設置されている多機能券売機で購入できます。
JR東日本
※現在日本語のみの表記
※要望が多い場合はインドネシア語表記を作成します
券売機で「Suicaの購入」を選び、
- 1,000円
- 2,000円
- 3,000円
- 4,000円
- 5,000円
- 10,000円
の何れかの金額を選択します。このうち、500円は預り金(デポジット)ですので、例えば2,000円のSuicaを購入すると1,500円分が利用できます。
You Can Top Up!
※英語表記
※要望が多い場合はインドネシア語で「Suicaのチャージ方法」を作成します
改札の通り方
「切符」の場合でも「ICカード」の場合でも通る改札は一緒です。インドネシアの改札同様、日本の改札も出る人と入る人が同じ改札を使います。そのため、入る前にサインを確認し、緑色の矢印が出ている改札を通ってください(写真のように赤のマークは進入禁止です)。
切符の場合
日本ではICカードの普及に伴い、切符の発行枚数が減っています。そのため、写真のような「IC専用改札」も登場しているので、切符の場合は注意が必要です。ICカード専用改札は写真のように「IC」と表示がありますので、切符の場合は「IC」と書いていない改札を選んでください。
切符の場合は写真の赤丸にある「切符投入口」に切符をいれると改札のゲートが開きます。ゲートを通ると入れた切符が出てくるので、忘れずに受け取ってください。
ICカードの場合
ICカードの場合は写真の赤丸にある部分にICカードをタッチするだけでゲートが空きます。もしICカードに十分なチャージがされていない場合はゲートは開きません。その場合は券売機に戻って必要な金額をチャージする必要があります。
電車に乗る際のマナー
無事に電車に乗れたけど、マナーが分からないから不安だよね
私達には理解できないマナーも多いわよね
確かに日本では海外の方が慣れないマナーも多いと思います。
しっかり記事を読んで勉強しましょう!
電車を待つ間
エスカレーター
日本では「急いでいる人のためにエスカレーターの片側を空ける」という文化があります。昨今、この文化も「輸送効率が悪い」「片側だけ歩く人がいるのでメンテナンス効率が悪い」などといった分析もあり、「エスカレータは歩かずに2列になって立ち止まって乗りましょう」という啓蒙活動が活発になっていますが、まだまだ一般的にはなっていないのが実情です。
また、地域によってエスカレーターのどちらを空けるか、も異なります。
多くの地域では左側に立ちますが、関西(大阪、兵庫)や四国の一部では右側に立つケースが多いようです。周りの人を良く見ながら、どちらに立つべきかを良く観察することをオススメします。
整列乗車
日本には「整列乗車」という言葉があります。
- ホーム上の決められた乗車位置に整然と並ぶ
- 割り込みはしない
- 電車が到着したら降りる人を優先する
- 駆け込み乗車をしない
この中でも特に「降りる人を優先する」に気をつけてください。守らずに先に電車に乗ろうとすると降りてきた人にぶつかりますし、トラブルの原因にもなります。
電車に乗った時
奥まで詰める
電車に乗ったら奥まで詰めて乗りましょう。入り口付近で立ち止まると他のお客さんが乗れないですし、それに混んでます。もしすぐ降りるようであれば、予め整列する時に後ろの方に並び直すのも良いでしょう。
荷物は席に置かない
席は人が座るものです。たとえ空いていたとしても、荷物は席に置かずに、網棚か自分の膝の上に置きましょう。
リュックは前に抱える
混んでる車内ではリュックは背負ったままにせず、前に抱えましょう。他のお客様の迷惑にもなりませんし、スリなどからリュックを守ることにもなります。
車内では通話は控える
日本の電車内では携帯電話による通話はマナー違反とされています。友人同士などでの会話はマナー違反ではないのに、なぜ通話はダメなのか、と思う方も多いと思いますが、日本では車内での通話を巡って数多くのトラブルが発生しています。
もし電車内で着信があった場合は「いま電車なので折り返します」とテキストで返信をするのがベストです。
濡れた傘は閉じておく
雨に濡れてしまった傘はキチンと閉じましょう。濡れたまま開いておくと周りのお客様もビチャビチャになります。
マナーやルールは地域や時代によって変化します。周りを見ながら身につけていきましょう!
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